邀撃―異説元禄赤穂事件 (嶋丈太郎2005年11月新人物往来社)
これまでの定説を覆す展開そして結末
と著者様ご自身から紹介いただきました。ありがとうございます。
義にあらず 
 吉良上野介の妻
(鈴木由紀子1999年PHP研究所)
山形県米沢市の出身である作者が、米沢の上杉家から吉良家に嫁入りした吉良富子の視点で描く赤穂事件。
イヌの仇討
(井上ひさし1988年文藝春秋)
討入りの日の夜、物置に隠れてから大石に討たれる為に出て行くまでの、吉良公 清水一角たちと世間の尻馬に乗った盗人新助の二時間ほどの出来事をリアルタイムで描いています。史実と違う部分も多々あるようですが、このラストシーンには泣かされます。
忠臣蔵元禄十五年の反逆
(井沢元彦1988年新潮社)
忠臣蔵劇を執筆しようとしている劇作家が忠臣蔵や浅野の刃傷の謎を解いていく推理小説。すべて実在のデータを使った歴史ミステリー。

私としては「よくぞ言ってくれました!」と喝采したい部分が沢山あります。
裏表忠臣蔵
(小林信彦1988年新潮社)
グレゴール・ザムザに起ったことが吉良上野介義央にも起った。ザムザの変身譚を信じられぬ人は、この物語もまた信じられないだろう。
・・・という序がすべてを物語っています。
吉良忠臣蔵
(森村誠一1988年)
吉良さま御味方
(風柳祐生子1993年三一書房)
上杉家から吉良家へ入った外様系吉良家家臣、山吉新八郎が見た赤穂事件。
赤馬物語
(松尾和彦1993年近代文藝社)
吉良上野介
(浅倉一矢1998年PHP研究所)
その日の吉良上野介
(池宮彰一郎1994年新潮社)
吉良の言い分 上下巻
(岳真也1998年KSS出版)
98年12月20日萬昌院功運寺でのこの本の出版記念「吉良上野介公慰霊祭」で購入してきました。妙に人が集まっていると思ったら、どうやらゲストの石●浩二目当てらしく、誰一人として墓に参ろうともしない。腹が立ったので、お墓に線香だけあげて帰りました。
上野介の忠臣蔵
(清水義範1999年文藝春秋)
47死
(黒鉄ヒロシ1991年新人物往来社「歴史ショートショート劇場」)
史実とかまったく関係なく「忠臣蔵」のパロディーですが、毎年年末の「忠臣蔵」に神経を逆なでされている身としては、・・・すごく気分がいいです(笑)
赤馬に乗った吉良上野介 (神坂次郎1986年中央公論社「江戸を駆ける」)
エッセイに分類される作品ですが。
上野介に罪ありや (綱淵謙錠1980年文藝春秋「歴史の顔」)
タイトルがすべてを語っておりますな。
百年後の士道
(高橋直樹1994年講談社季刊歴史ピープル)
吉良殿忠臣蔵
(石塚京助1994年講談社季刊歴史ピープル)
本所松坂町極月十四日
(村松友視1994年講談社季刊歴史ピープル)

準不同 敬称略
まだまだ沢山あると思うのですが・・・知っている方、教えていただけると嬉しいです。






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